スピーカーの音質向上を目指した試行錯誤の結果
昨年のご挨拶で個人的なお話としてスピーカーを修理したことをしましたが、この1年せっかくなので自分好みの「良き音」になるよう試行錯誤した結果、意外なことでけっこう音の聴こえ方が変わることが判明。あまり需要はないと思いますがご参考まで。

1.【誰でも無料で出来る】 スピーカーと自分の位置を考える!
素人なりにも音の特性を知れば、これが一番大きく聴く音質に影響する気が。
通常のスピーカーなら音は前に出て直進します。イヤホンやヘッドホンはそのまま耳に届きますが、部屋に置いたスピーカーだと壁や天井など跳ね返って音が混ざってから耳に届くので、なるべくその影響を受けにくくするということです。
具体的には
★スピーカーの左右真ん中の位置で左右のバランスを崩さないようにする。
★スピーカーからあまり離れない位置で反響よりもスピーカーの音を直接聴ける位置にする。
★音の直進性は高音のほうが顕著ななので、ツイーター(高音用の小さなスピーカー)を耳と同じ高さで聴く。
これだけでひと塊だった音がバランスよくバラけて聴こえるようになります!
2.【ある意味、誰でも無料で出来る】 音量を上げる!
これもかなり音質に影響すると思うのですが、家族やご近所のことを考えると意外と出来ないものです。。
音はお互いに打ち消す性質がるので小さな音量だと、ボーカルのように大きめのバランスで入っている音しか聴こえてこないです。ところが音量を上げていくと、それまで聴こえなかった楽器などの音が聴こえ出し、音の解像度が上がったようになります。特にドラムのハイハットのような高音で鳴る音とか。
嘘のような本当の話です。ご家族が留守の際ににでもご近所迷惑にならないようお試しあれ!
※特にアナログアンプだと構造上そうなるという話があり、うちのは古いアナログアンプだったので、同じメーカーの後継機種のデジタルアンプを入手してみたのですが、結果は自分の耳ではほぼ変わらなかったです。。
3.【やろうと思えば誰でも無料で出来る】 ツイーターのフェイズを変える!
スピーカーのプラスとマイナスを入れ替えることです。ウーハースピーカーなどには切り替え用のフェイズスイッチというものがあるのもがあるので試していただくと分かるのですが、かなり音の聴こえ方が変わります。これはツイーターでも同じでスピーカーを外して繋がっているプラスとマイナスの線を逆に接続すれOK。自分がいいと思う方でお楽しみあれ!
4.【サブウーファーを繋いでいるなら】 アンプ側の低音を絞る!
もし音量調整のあるサブウーハーを繋いでいるなら、アンプ側の低音はぐっと絞ってその分サブウーハーのボリュームを上げると、メインスピーカーは中高音の再生が仕事となるので音像がクッキリします。カーオディオでサブウーハーを繋いでいる場合なども同じです。
番外編 ほぼ変わらなかった施策
- 電解コンデンサへの換装。通常は安いフィルムコンデンサが組み込まれていて、オーディオマニアの間ではお高い電解コンデンサへ交換する人が多いようです。フィルムコンデンサには寿命があるとのことなので、そこまで高くない電解コンデンサに変えてみましたが、自分の耳では全く分からなかったです。。
- ノイズ対策された電源タップの導入、静電気対策。よっぽどノイズを拾っていなければ気休めでしょう。
- 吸音材。スピーカーの中の反響を調整するものですが、いろいろ試してみましたが、これも自分の耳では全く分からなかったです。。
- 鉛テープ。車の防音対策などでシャーシに鉛を貼って振動を抑えるというのがありますが、スピーカーの裏に貼ると良いという情報があったのでやってみましたが、よほどちゃちな造りのスピーカーでなければこれも気休めでしょう。
番外編2 ほんのちょっとの出費で変わるけど用途がある人向け
数値の違うコンデンサに換装。
コンデンサは低音をカットする部品なので数値を変えるとそれに応じて低音の出力が変わります。自分はサブで使ってた小さなスピーカーを中高音中心の音にしたくてウーハー側のコンデンサの数値を大きいものに換装しました。音は変わりますがスピーカーの設計を無視することになるし、必要な人向けですね。